オタクはキモい
この事実が今日では薄れつつあると私は思う。
キモいというのは「気持ち悪い」という言葉の略語である。つまり不快感を覚えたり見苦しさを感じたりする意味というのが私の認識なのだが、これが間違っていなければ、今回表題に挙げた文言はやはり正しいということになるだろう。
キモいと感じる際に、人の心の内で起こっている主な現象として
"普通、一般、常識との乖離"が挙げられるだろう。
そう。昨今のオタクに対する認識は"異端、特殊、非常識"ではなく、普通、一般、常識になりつつあるのだ。いやもうなったと言ってもいいのかもしれない。
オタク文化は、事例を挙げる必要もないくらいに世間一般に浸透している文化になったのだ。
つまり、オタクは気持ち悪くない
というのが今日でのオタクに対する認識なのだ。
もちろん、このようなイメージを抱いていない人も多くいるだろう。しかし、少なからず風向きは変わりつつあるというのもまた事実なのである。
最後に、一見この短い記事は、私がオタクを差別するような、またオタクを侮蔑するような印象を読者に与えているように見えるが、それは全くの見当違いであることを留意してもらいたい。
その件については、当該記事とは扱う領域が異なるので、機会があれば筆を執ろうかと思う。